車を洗ったばっかりなのに、黄砂でもう真っ白。ふう・・・。

きのう、ぼっちゃんはお風呂でいろいろな音が出る鉄砲のオモチャを貸してもらって、そのまま手放したくなくなってしまったところを妻がちゃんと説得したら、いろいろとせつなさとか、やりきれなさとか、いろんな感情でごちゃごちゃになってぼっちゃんは泣き出してしまった。それでも、ちゃんと返したところがえらい。

きのうの午後からまた気温が下がり始めたなと思っていたら、今日は雪。そして、やっぱりCDプレイヤーがおかしくなる。たしかに、暖房なしの室内は8度ぐらいしかなくて、寒いといえば寒いが、やっぱり寒さに弱いのだな、君は。

凍えながらニーチェアフォリズムをコソコソ訳す。
今日の箇所はこれまたやっかいだ。『人間的、あまりに人間的』第二巻の断章番号349「意志の氷点」というところだ。その最初の方をざっと訳すとこうだ。「ついにその時がやってくる。その時、君は苦痛の無い黄金の雲で自らを包み込み、君の魂は自分自身の倦怠を享受し、そして幸福そうに、自分自身の忍耐との辛抱強い戯れにおいて、湖水の波と等しいものになる。湖水の波は、ある静かな夏の日に、彩り鮮やかな夕映えの反映のなかで、岸辺に打ち寄せてはまた静かとなる―終局も、目的も、飽和も、欲求もなく―。まったくの穏やかさ。それは自然のリズムにおける潮の干満のような穏やかな変転を楽しむ・・・」

もちろん、このあとには「こういうことを言うのがまさに病人ってやつなんだよ、このボケクソがぁ!」といつものニーチェ節が炸裂するわけなのだが、それにしても、ふう・・・詩か何かを訳しているようで、どうも大変だ。

ますます雪が降ってきた。寒すぎるので部屋の暖房のスイッチを入れた。

明日はぼっちゃんの保育園のお別れ遠足。天気が良いといいのだけれど。