も、もう4月も9日過ぎた・・・。

ぼっちゃんの保育園も今年度からスタッフの大きな異動があったが、それだけでなく一番仲良しだった女の子も違う保育園に転校(園)してしまった。かわりに、その子のお母さんが保母さんとしてぼっちゃんの保育園に来た。「じゃぁ、娘のかわりに・・・」というわけではなくて、むしろ話は逆で、お母さんの方の異動ということもあっての転校(園)なのだろう。そもそも、移っていった保育園のほうがいままでいた保育園よりも彼女の家からも近いのだ。

といっても、その転校(園)先の保育園はぼくらのうちから歩いて10分。彼女が転校(園)して遠距離な関係になってしまったが、意外と彼らは近くにいる。


ハウステンボス。それまでこの名前に対して何の感慨も持つことなく生きてきた。興味も無かった。でも、いってきた。土曜から月曜日の2泊3日。妻の父の古希祝いをかねた総勢9人の大旅行。妻のお姉さん夫婦と、そこんちのふたご姉妹も飛行機でやってきた。僕らは赤ベコ号で高速を平均時速85キロぐらいですっ飛ばして一路ハウステンボスへ。

ねずみの国のような騒がしいテーマパークを想像していたが、ぜんぜん違った。むしろ、大人のためのテーマパークだ。のんびりとした、ゆったりとした時間が流れる。逆に、ぼっちゃんやふたごたちにはちょっと退屈だったかもしれない。ひたすら彼らはメリーゴーラウンドにのっていた。フリーパスも持っていたので、たぶん、15回はのったと思う。

石畳や建物の壁も、そういうプリントをした壁紙を張ったものじゃなく、ほんとうに石だった。細かいところまで手を抜かず、徹底している。ヘタにゲームセンターを作るようなことをするより、ずっと考え込まれていると思った。

大人になったらなんになる、という問いかけにふたごが言った。ずっとお母さんといたい、おかさんもじぶんもみんなもずっととしをとらないで、ずっといっしょにいたい。


ハウステンボスまできてこんなことを考えるのもあれだが、真っ青な空をみながら、永遠について考えた。そして時が流れるということについても。