ひさしぶりに消しゴムを買った。何年ぶりかわからないが、とにかくそれまで使っていた、もう何年も使っているけどいっこうに減らない消しゴムがこつぜんと姿を消したので、ここ数日はシャーペンのお尻の消しゴムを使っていた。でも、ふだんノートにものを書き込むときは鉛筆しかも4Bとか濃い鉛筆を使うので、いちいちシャーペンに持ち変えるのもめんどくさいし、第一、よく消えない。
ここはやっぱりメーカー品でMONOとかそういうのをふんぱつして買ってやろうかと意気込んで100円ショップに入っていくと、どうやらそういうメーカー品は置いてないようだ。かわりに、サクラクレパスが出している「小学生学習字消し」2個セットを買う。

子どもの頃(小学生とか中学生とか高校生の頃)はよく消しゴムを買っていた。大半は、失くしたりしたことが原因だったが、でもまっとうな話、昔はほんとうにガンガン使って、ガンガン減っていってた。気がつくと机の上もまわりも消しカスだらけだったり。大人になると、文字入力がパソコンになったり、消さずにシャーッと線引いて修正したり、まちがいはまちがいで書きっぱなしだったり、よく言えばスマートなステイショナリー・ライフへと移行したということなのかもしれない。良く言えばスマート。悪く言っても、スマート。

イベントで町のある広場にクラシックカーが集まっているというので昼食後、ぼっちゃんと出発。ちょっと予想していたけど出てすぐ撃沈。熟睡。

保育園から帰ってきて、ご飯を食べながら、ぼっちゃんに誰々くん来た?、何々ちゃんきた?と聞くと、いなかった、とか、いっしょ遊んだとか、そういうふうに答えてきた。もうこんな会話もできるんだ。


きのう、長崎の友人夫婦から爆弾ちゃんぽんの実況電話が。僕の電話」への、機種変更後の妻以外の人間からの本格的な電話だったが、妻とぼっちゃんばかり話して僕はあまり話せなかった。


午前中は論文を書いて、ひっかかるところをもう一度知らべ直したりした。ほぼ2本同時進行だ。

途中休憩して村上春樹の「パン屋再襲撃asin:4167502011を読む。久しぶりに読むと、ああ、こんな話だったんだと思う。主人公が昔パン屋で聴く曲って、ワーグナーだったなぁと思いながら読んでいると、確かに「タンホイザー」序曲と「さまよえるオランダ人」の序曲だった。でも、読んでいるときにたまたまかけていたグールドの弾くベルグやクシェネクのピアノソナタがものすごく作品の雰囲気と合っていた気がする。