6月8日(土)、9日(日)一泊二日の天草旅行。

お昼ぐらいから雨が本格的に降り出してくる。松橋インターでお母さんのほうのじいちゃんばあちゃんと合流。その足で不知火美術館で展示を見て、途中、不知火の道の駅でアイスクリームなどを食べて、ホテルへ。料理はなかなか良かったが、建物がひとむかし前の、コンクリート打ちっぱなしな内装で、もうちょっと雰囲気があったらなぁというところが、まさにそのところだけが残念。でも、刺身やアワビ、タコを満喫。写真はタコのまるごとやわらか煮。ことごとくぼっちゃんの餌食に。夕飯の時間には雨も上がって、部屋からは夕陽が見えそうだったが、やはり雲が厚くて見えなかった。

次の日はホテルの裏の海岸を散歩。足元に目をやると無数のカニやヤドカリ。夢中でつかまえようとするぼっちゃん。ホテルを発ち、シードーナツとかいう海上水族館へ移動。そこまではこの写真のフグ号が連れて行ってくれる。

併設してある隠れキリシタン資料館で背中に十字が刻まれた菩薩像や、踏み絵などを見る。解説のキャプションがほとんどないので、何がどうで、どれがこうなのか、もっと詳しく知りたいのだけれどどうにもならないのだが、一つ一つのものの佇まいが深く、まったく最初は期待してなかったけれど、感動した。思わず帰宅後、遠藤周作の「イエスの生涯」を読み始めてしまった。(「沈黙」はうちには無かった。)それにくらべて、その後に行った「天草四郎メモリアルホール」ときたら・・・心の底から絶望した!

道中、ずっといっしょで、ずっと甘えっぱなしだったものだから、じいいちゃんばあちゃんとの別れ際、あまりに寂しくなって大泣きするぼっちゃん。