宮崎から帰ってきて、さてこれで夏休みも終りかと思ったら、保育園が盆休みに突入。突然のホッチキス保育園開園で、ちとグロッキー。かと思えば週明けて保育園が始まり、研究室の夏合宿(飲み会だけ参加)、父の見舞い、フルーツ三昧と、短い夏は加速するかのごとく日々過ぎていく。
いくぶん標高の高い土地に住んでいるからなのか、このところの秋めき具合はなんとも寂しいほどだ。朝方、寒さで目が覚める。キャンプ場か?うちは?

先月号をとうとう買わずじまいだったクウネルの、最新号をやっと買う。クウネルを買って読むこと自体がルーティンワーク化して、なおかつこのところ雑誌そのものに共感できなくなりつつあったのだが、ひさしぶりに買って読むと、やっぱりいいなぁと思った。とくに今回は庭特集で、なおかつ「ばらを植えよう」と題された小冊子がついていたのがうれしい。年間つうじてのバラ仕事が月ごとに解説してあって、そういうばらの本を読んだこのない自分にはいろいろと勉強になった。いつも庭のばらにつく害虫の名前がわかったりして、みんな同じヤツラに悩まされているんだ、と思った。

うちのばらは、今までそういう本も読まないズボラな僕に世話されて、気がつくと葉っぱがすべて虫に食われてツンツルテンになり、あるときには葉っぱが全部黒ずんでしまったり、せっかく育った蕾がすっかり虫に食われたり・・・うちにきたばっかりに酷いめにばかりあわせてしまったが、毎年、今年は特にギョンギョンと花をいくつも咲かせてくれた。
小冊子のなかに「ばらは繊細にして懐の深い植物です。手をかければかけただけ、聞こえた足音の数だけ美しい花を咲かせてくれますが、あまり聞こえなくても『気持ちだけはある』のを察し、翌年も、また翌年も、ちゃんと花を咲かせてくれるのです。」と書いてあるところがあって、すこし反省。

きのうは妻の職場で夏祭り・・・のはずだったが、豪雨で中止。しかし、中止にもかかわらず、出店者のひとたちは集まって、お茶を飲みながら、漬物や煮物をつつきつつ、別部屋ではスピリチュアル・カウンセリングが進行しつつ、のほほんと夕涼み会。
ぼっちゃんたち子ども連中もヒートアップ。館内を走り回る。夕飯は、外に食べに行く人たちと合流して、突然の彦しゃん。