鼻水が出たり、クシャミが出たり、ちょっと喘息っぽくなったり、なかなか体調が万全ではないが、そもそも体調が万全であることなど可能なのであろうか。いつも多少はどこかが「何だか・・」と思いながら、でも、何か家事をしたり、本を読んでいるうちに忘れてしまって・・・という感じなのではないだろうか。
にしても、久しぶりに風邪っぽい生き様だ。しかし、だいぶ通過してきた気がする。

先週の土曜日はじいちゃんの見舞いに久留米の病院へ。

いつもは一本道をそのまま車で突っ走っていくのだが、今回はちょっと遠回りだけれども実家に車を置いて、西鉄電車とバスを乗りついで病院に行くことにした。
ところで、ぼっちゃんは実質、今回が電車デビュー。駅改札の自動改札機で切符が吸い込まれるのに「おおっ!」と驚き、さらには反対側のホームから出発する普通電車の車掌さんから手を振られて、さらに気分はヒートアップ。
そして、あこがれの急行電車(車体が黄色いのでぼっちゃんは「きいろでんしゃ」と呼んでいる。ちなみに僕は子どもの頃、その同じ機種を「バナナ電車」と呼んでいた)。
急行なので10分ほどで久留米駅に到着。その後もホームには頻繁に特急や普通電車が入ってくるので、そのたびに「あれ乗りたいな〜」というぼっちゃん。
そのうち、お腹がすいたと言うので、駅構内のミスドへ向かう。
この駅に来るのも十年以上ぶりだから、ほんとにまだ店があるのかなと思いつつ向かうと、まだあった。ここでぼっちゃんはミスド・デビュー。
駅は、その雑然とした小汚さまでふくめて、あまり変わっていなかった。高校の頃、通学で毎日来ていた頃のことを思い出した。
バス乗り場で、ぼっちゃんよりもちょっと大きい子が、道路にむかって、バスにかかりそうなぐらいスレスレに盛大にオシッコしていた。久留米ってこんな土地だったっけ?

病院は筑後川のすぐ近くにあって、天気の良い日に屋上に上がると気持ちも良い・・・・がその日はどこからともなく「ブロロロッロロロロッロ・・・」「ブィーーーーーン」という爆音がしじゅう聞こえてくる。対岸の河川敷で何台もの改造バイクが八の字走行やら何やらの練習していた。

そして同じく屋上に散歩に来ていた家族がほかにも何組かいた。そして、そのなかのひとりのお父さんに目が釘付けになった。写真取りたかったけど、やはりそれはグッと我慢した。
家に帰って、メモった。下手糞で再現力無いけど、安全地帯時代の玉置浩二をイメージしてほしい。

近くで見ると、そのスーツの生地はこまかいストライプ・・・というか唐草模様。
あれは、私服なのだろうか・・・。いや、どこかのお店の制服*1であってほしいと、切に思う。

*1:いまだにこういう制服の店というのも、あれといえばあれだが・・・