12月4日の夜6時半ごろ、無事に宮崎へ到着。途中、館長のご自宅へ年末の挨拶。降りなければならないインターを見過ごしてしまい、いつもより一つ先のインターから降りて、一般道を逆戻り。意味のない時間ロス。
館長宅ではメニューインの弾くバルトークのヴァイオリン協奏曲のCDを貰ったり、先日買ったというバロック音楽50枚組みを見せてもらったり、ぼっちゃんに果物を貰ったり、あいかわらず稼ぎにきたとしか思えない。
途中、館長と二人きりになる時間があって、いろいろと、妻の職場の人事の話(これは僕に話してもしょうがないと思うのだけれど)や、日本の公募展システムのダメさや、見る目の大切さや、商売、学者の話をする。グールドを指して、その作品のレベルがわかる人のいる欧米だったからこんな引きこもりでも評価されたけど、日本で同じことやったら、わかる人なんてほとんどいないから、たぶん埋もれていたと思うとか、本当に久しぶりにいろいろ話した。

いつもはえびのインターで降りて一般道を使って宮崎市内へ向うのだが、今回は腹に振動がつらいということで、都城経由ですごくグルーっと回り道するけど、最後まで高速を使う。

久々のじいちゃんばあちゃんとの再会や、じいちゃんちにある「となりのトトロ」のビデオを見たりで、深夜12時近くまで興奮状態のぼっちゃん。その余波で、今日は7時前から目を覚ましてエンジン前回。

出産予定の病院で初の検診。
院内をいろいろ見学させてもらったが、県内でも評判のいいところらしく、部屋もすごくきれい。そのまま住めそうだ。
ただ、立地が一方通行の道路ひしめくなかにあって、車ではすこし行きづらい。あと、けっこう繁華街の近くにあるのだが、はっきりいって、病院のまわりはホテルだらけ。原因と結果ということか・・・?と妻と軽口を叩き合う。

診察室に入ると、壁一面にいろいろなスクラップ・ブックが並べられている。「院長の歩行記録」とか、「欲しいもの」とか、「これがエッセイだ」とか「赤ちゃんのウンコ集」とか。一番最後のものがすこし見てみたいな。

経過は順調だが、もういつ生まれてもおかしくない状態らしい。
帰り際、先生が「もし生まれてなければ、来週ですね。生まれてなければ、ね。」と言った。