毎回毎回、書こう書こうと思っていていつも忘れていたのですが、今回は忘れず告知です。
『七人のサプライズ』に新しい記事を投稿しました。タイトルは「デューク東郷の確率とジュースとウコンの確執」です。毎回の如く、タイトルに深い意味はありません。

それと、今年の『ホッチキスカンガルー』と『七人のサプライズ』の個人的な目標というか指針のようなものを、月の終りとはいえ年の始まりだからあえて掲げさせてもらうとするならば、今年も今までどおり、やっぱり「犬の漫才師」(@村上春樹風の歌を聴け」)でいこう、という感じです。今さらではありますが、今年もどうぞよろしく斧が痛くします、じゃなかった、お願い致します。

そういえばホッチキス保育園地下牢のほうがご無沙汰ですが・・・・。書いてる本人にもまったく先が読めない話になっていますので、それなりにがんばります。

今日の夕飯は夕方ジョギングしているときに食べたくなったスパゲッティ・ぺペロンチーノ。ちゃんとベーコンも入っている。それと、大根、人参、タマネギ、ジャガイモ、ほうれん草など、野菜がたくさん入った味噌汁。

4時半ごろから走り始めて、走り終わったときにはもう6時をまわっていた。グラウンドには僕しかいなくて、陽はとっくに暮れていた。ああ、いまこの町に僕は一人なんだな、と思った。

P・オースターがラジオ番組で募集したリスナーの物語を集めた『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』。

ナショナル・ストーリー・プロジェクト ? (新潮文庫)ナショナル・ストーリー・プロジェクト ? (新潮文庫)

厳密にはオースターの作品ではないが、どれもオースター的なスティグマが刻まれているような気がする。訳者の柴田さんが書いているように、新しい指導者の下に再スタートするアメリカの、名もなき普通の人々の声なき声で語られる物語の集積に、いま、この時期に耳を傾けるというのも、なにか象徴的な気がする。どの話も長いもので数ページ、短いもので半ページ。夜中、ふとんに潜り込んで読み出すと、あと一つ、あと一つ読んだら寝よう、と思いつつ、なかなか止められないまま、夜は更けていく。