きのうのあの青空は何だったのかと思うぐらい、今日は朝からドシャ降り。

やっぱりきのうの夜中にテレビを見ていたら、ローカル局のタレントが秘伝のタレに漬け込んだホルモンやらミノをジューッと焼いて食べていた。よし、明日は絶対ホルモンとかミノをガシガシ食ってやる!と決意した。
ホルモンやミノが抜群に美味しい焼肉屋がすぐ近くにある・・・のだが、一人で行くのも何だかな、と思いつつ、結局、近くの総菜屋さんでコロッケとほうれん草の白あえを買い、ご飯を炊いて味噌汁を作った。

浜勝に一人で行くのはぜんぜん抵抗ないけど、焼肉屋に一人で入るのはすごく抵抗というか、言うに言われぬ罪悪感がある。なんだかすごく偉そうじゃないか?焼肉定食なら一人でもいいが、焼肉は一人だとなんだか違和感がある。やはり、「切り分けた生肉を火に投じて、焼けたはしからかぶりつく」という行為自体が、始原的に他者と共に分かち合う行為であり、いまもって、その太古の記憶にわれわれは支配されているのだろうか。

こういう時に友達がいればいいなぁと思う。ほんとうにこういう時だけだけど。


今日は本格的にオーディオを鳴らす。
Symphony 5/Adagio
戦後間もなく、カラヤンウィーン・フィルと録音したベートーヴェン交響曲5番を久しぶりに聴く。この頃の録音に対して、80年代は枯れただのスカスカだのという論評を見かけるが、基本的にやっていることはその後も含めて変わってはいないのではないだろうか。
録音はモノラルだが、このカラヤン盤に比べると、クライバーの同曲録音は同じウィーン・フィルでもいささか健全すぎる気がする。