今日は久しぶりにオフ。といっても、1週間に約1回は休みがあるので別にどうってことはないのだが。
ほんとうは昨日が休みだったが、僕まで休むと事務所に僕の上司ひとりになってしまうので、そうすると上司が外にフラフラ遊びにいけないので(うちの会社では、外にフラフラしに行くのも上司の重要な仕事の一つなのだ)、別にとりわけ昨日に用事があるわけでもないので、休みを一日先延ばしした。

案の定、その日の午後6時までにやらなきゃならないデジタル仕事が入って、しかも職場にはそういうマシンがなくて、僕が自宅でそのデジタル仕事を家のマシン(=パソコン)でやるという事態が発生。危なかった。

職場用のデジタル一眼レフカメラ購入決定!
館長に昨夜電話したら、今日の午前中には「いま、カメラ屋に来とるんだけど、どげんすっとな?」と妻の携帯に直電話。街へと向かう車をいったんコンビニの駐車場に入れ、上司に電話して、最終的な値段を告げて、正式にGO!

ふう・・・(疲)。

今日は久しぶりに髪を切った。髪を切ること自体は、3月の終わりごろ、妻に切ってもらって以来だが、お店で切ったのは半年ぶりか?

タワレコECMレーベルのCDがセール価格だったので、知らず知らずのうちに手にとってレジに持っていたCD。

バッハ:ゴルトベルク変奏曲

バッハ:ゴルトベルク変奏曲

素晴らしい・・・。
ゴルドベルク変奏曲はグレン・グールドの2種類の録音の存在があまりにも自分にとって大きすぎて、どうしてもそれらとの比較でしか考えられないのだが、「最初のアリアだけ・・・」と聴き始めたらもう止められなくなった。随所にグールドの影響も感じないでもないが、とにかくタッチや音色がクリアで美しい。そのあたりはグールド的だけれども、グールドよりもずっと潤いのあるというか、ほの温かな触感が心地いい。
ところでECMレーベルの録音も素晴らしい。どちらかというと残響なしの、それこそグールドの録音が個人的に一番好みなはずだったのだけれど、こういうそこはかとなく残響それ自体も作品の一部であるようなものがいいなぁと思うようになったのは、僕も歳をとったからだろうか。
人によっては、この演奏について「なまヌルイ」と思うかもしれないが、ごく個人的には、グールド盤に匹敵する、ある意味ではそれを越えたものであるようにも思う。
しかし、こういう時に思わず使ってしまう「匹敵する」という言い方がいやらしい。本当は比較云々ということ自体が貧しい。
グールド盤がどうたらこうたらとかは本当にどうでもよくて、まったく別の、これもまた唯一の音響世界だ。

ところで最近、「はまぞう」が調子が悪い。うちのパソコンだけか?