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とうとう7月に入りました。今後大きな仕事が二つ、いや三つほど待ち構えている感じですが、それはともかく、サラリーマンと大学非常勤の二足のわらじも今月が最後。ゼミもあと4回となりました。

授業が終わった後、あと一ヶ月しかないですね、なんて話をしたら、生徒が「後期は来ないんですか？」「来年はやらないんですか？」と言ってくれて、たとえお世辞でもうれしーじゃねーかこの野郎！！。しかし、こればっかりは雇い主が判断することなので、僕個人ではいかんともしがたい。

それにしても、これまで「研究」という名で自分がやってきたこと、読んできたもの、書いてきたものともう一度向き合う3ヶ月だった。デカルト、アドルノ、ジョン・ケージ、グレン・グールド、メルロ=ポンティ、フッサール、ベンヤミン、ニーチェ、トマス・クーン・・・その他もろもろ、いろんな話を授業中してきたが、「どんだけ支離滅裂なんだよ？」と自分で突っ込みたくなる反面、自分がどんなことを考えようとしてきたのか、その道筋がぼんやりと見えた気がした。

適当で何にも脈絡がないと思っていたことが実はつながっているということに、授業中話しながら気づいたことも一度ではない。そういう意味では、前期のみとはいえ、いい経験になった。

泣いても笑ってもあと4回。うまくオチがつけられるといいのだが。

最近買ったＣＤ。最近、ほんとうにＣＤを買わない。なかなか音楽を聴くことに時間をさけないが、このＣＤはとても良い。サカモト教授もこのグループのファンらしい。
イギリスのヴィオール弦楽奏団「フレットワーク」の『フーガの技法』

J.S.バッハ:フーガの技法 BWV 1080 (6つのヴィオラ・ダ・ガンバ版) BACH : The Art of Fugue / FRETWORK) [catalogue CD] [limited edition]

あと、漫画を何冊か買いました。

マンガで分かる心療内科 1 (ヤングキングコミックス)

堀さんと宮村くん 1 (ガンガンコミックス)

心療内科のほうはギャグがくだらなすぎて、逆に大好きです。堀さんと宮村君はブックオフで。両者ともwebで読めますが、本だと落ち着いて読めますね。