先日、例のごとく非常勤のために大学に行くと、ちょうど会議が終わったばかりの指導教官の先生に呼ばれる。このあいだ提出した論文が学会誌に掲載決定とのこと。
サラリーマン稼業のあいまにバタバタと用意したものだったのでまったく自信がなかったが、とりあえず結果オーライということで・・・。
それにしても、今回の論文も、いまのサラリーマン稼業に足を踏み入れなければ一生取り扱うことの無かった題材だと思うと、不思議だなぁという気もする。自分が選んだような、でもそうとも言えない様な流れのなかで生まれたものだと思う。

授業の後にリアクションペーパー、つまり、その日の授業の感想でも、疑問点でもなんでもいのだが、そういうものを書いてもらっているのだけれども、毎回、僕の授業よりおもしろい。なかには僕のことを同級生ぐらいに思っている子もいるみたいだが、そういうところも含めて、僕はいまどきの若い世代にはぜんぜん絶望していない。(来週こそは、テキストを先に進めたい・・・。)