天気の悪い週末を超えて今日は火曜日。午前中は実家の電気や水道、固定資産税の支払い等で銀行や郵便局を回る。電話代はこれでほんとうに最後だ。

低気圧のせいかどうかはわからないが、天気が崩れるのとほぼ同じタイミングで、頭痛や歯痛、頬骨のあたり、こめかみ、背中、首・・・とにかく体のあちこちに痛みが発生。鬱々とした週末を過ごす。やっぱり歳だろうか・・・。若い頃は天気に左右されることなんてありえなかった。

昨夜、いつもの温泉に着いて車を降りるとすごい風。そんな中、畑か何かに張ってあった青いネットが風に吹かれてこちらに近づいてきた。

風に吹かれてと書いたが、その様子は「飛んできた」というよりも、「地面をうねうねとまるで生き物かのように転がるように近づいてきた」といったほうが正確かもしれない。

あまりの異様さに思わず後ずさりする長男坊。そのとき、突風で風呂道具箱に入れていたおろしたてのスポンジが飛ばされた。びっくりして泣き出すウニャ子。そして飛ばされたスポンジを追っかけて道路の反対側まで走っていった長男坊。車が来てなくてよかった・・・。

長男の活躍でスポンジを取り返した我が家は無事に温泉につかることができたのだった。しかし、その後しばらくは「強い風こわい・・・(追いついて拾った場所が神社の近くだったので)おれ、呪われるかも・・・そよ風ならいいのに・・・」と少し怯えモード。しかし暗闇の中、突風で飛ばされたスポンジを追いかけていくなんていつの間にそんな勇気のある子に育ったんだうちの子は。

しかし、あのネットが近づいてくる様子は不気味だった。昔の人は夜闇にむしろだか網だかがああいうふうに動くのを見て妖怪だと思ったのかも知れないな。