窓の外を見ると雨が上がったようなので両手にもてるだけの洗濯物をもって玄関を開けると、もっのすごく細かい雨が降っていた。洗濯物を持って家の中へ戻る。

いいかげん、部屋干しプラス扇風機による送風というのも限界なのだが。

先日、家の片付けのついでに、本やCDをブックオフに持っていった。値段のつかないものもあったけど、1200円ぐらいになった。CDは一枚50円ぐらいだったが、そんなもんだろ。高校生の頃に買ったもの、大学一年の頃に買ったもの・・・とにかく若い頃に買ってここ数年一度も聴いていないCDを大量処分だが、自分の過去(黒歴史的な意味で)を清算したような気分。

本棚にあった「緋色の研究」のページを繰る。たぶん妻の私物。ちゃんと読むのは小学生の頃いらいかもしれないが、面白い。

「自然を解釈しようと思えば、人間の頭も自然ぐらい漠然たるものにならなければならない」とか「想像力の無いところには恐怖は生じない」とか、ところどころ気の利いた警句がでてきて、ためになる。

ところで、作品の本筋とはまったく関係ないが、「ハッレ楽団のコンサートに行くつもりだ(I want to go to Halle's concert )」とホームズが言う場面がある。これは現在のハレ管弦楽団のことだろうか。
ハレ管弦楽団といえばサー・ジョン・バルビローリと幾多の名演を残したオケ。

John Barbirolli The Great EMI Recordings

John Barbirolli The Great EMI Recordings

なんとなくこの組み合わせの演奏が聴きたくなって、バルビローリBOXからヴォーン・ウィリアムスの交響曲2番いわゆる「ロンドン交響曲」のCDを選び(もちろんオケはハレ管)を小音量で流しながら読書。