ということはつまりもうすでに一年の半分が終わってしまったというわけか。

今日の雨はひさしぶりにはんぱなく、近隣の町では床下浸水や住民避難という事態。自分達の町はそこまではなかったが、雨の勢いがピークのとき、たまたま外出していて、家に帰り着いても車から家の玄関までがまるで川のよう。

もう7月だということは来月は8月だということだということに気づいて、父の一周忌と初盆を兼ねた法事の準備をはじめる。父の命日は厳密には8月14日なのだが、お盆ど真ん中でお寺さんのスケジュールが厳しそうだし、親戚の人たちもそれぞれの家で忙しいだろうから、少し早いが8月の始めにすることにした。

うちの場合、まずはなにより三つのところに確認をとる必要がある。一つはお寺さん(住職)の都合。二つ目は墓地管理事務所に併設した法事ホール。そして三つ目が法事後に食事をする場所である。

この三つを、或る日時(つまり一周忌と初盆の日だが)にピッタリ合わせるようにしなければならない。あるいは、この三つがぴったり合う日に法事を設定しなければならない。
先に日にちを設定するか、とりあえず三者の都合が合うことを優先するか、どちらに重点をおくべきかの判断は難しい。しかし、特に8月はお盆でお寺・墓関係がけっこう込み合うことを考えると、三者の都合が合うのをまっているといつまでも出来ない気もして、(あと、妻のアドバイスもあって)「とにかくお盆前」に日程を組み、各所に空き状況や都合を相談した。
とはいえ、日程を先に決めてしまうこともけっこうリスクが高い。法事ホールと食事する店の予約がとれてもお寺の住職の都合が合わなければだめだし、お寺と法事ホールが大丈夫でも、お店の予約が取れなければ、場所柄から、そんなにお店の選択肢もないわけで、場合によっては全体的なプランから考え直さなければならない。

しかし、今日、これ以上考えられないほどうまいぐあいにこの三つの調整がついた。11時から法事そして13時半から食事。この日だったらお寺の住職もスケジュール的に余裕があって大丈夫だという(前の日はけっこうほかの檀家さんの用事が入っている)。
単に一ヶ月前で日程的に余裕があっただけかもしれないが(もし一週間前とかになって動き始めていたら悲惨なことになっていただろう)、なんたる僥倖。なんたる偶然。

あんまりうまくいったのでしばらく呆けていたのだが、とりあえず妹に連絡。話している途中で妹に言われて気づいた。

今日は、死んだ父の誕生日。

なんか万事うまいぐあいに進むと思ったら・・・。