授業の残り日数が少なくなってきた。今まで以上に授業計画に注意を払わないと、うまく着地できない。それぞれの授業を、最初の1時間をレクチャー、残りの40分を練習問題というふうに区切って試験問題に慣れさせる。これからは連言とか選言とか、ド・モルガンの法則とか全称とか対偶とか、いかにも論理学って感じの授業になるのだけれど、細かい話というかテクニカルな内容になるので居眠り続出は必至。あまり深く言及せず、要点だけ説明して簡単な練習問題で感触をつかんでもらうという感じがいいかも。
というか、むしろ逆にこれらは最初の授業のほうでやったほうが良かったかのか?次年度からは授業の構成ももうすこし考えよう。

きのうもうちの子どもたちは、はじめて会った子達(観光中のひとたち)と神社の中を走りまわったりして遊んでいた。
長男坊が神社参道のすこし横の、道なき斜面を登ったりしていたら、他の子らも登り始めて、明らかに彼らのなかの自然が目覚めていた。都会から来たであろうその子達も、ワシワシと草花や倒木を乗越えて登っていく。そんな子どもたちの姿をはじめた見たのか、親御さんたちもびっくりしていた。

貴婦人と一角獣」を見て以来、中世フランスの音楽ばかり聴いている。とくにギョーム・デュファイは世俗歌曲も宗教曲もなぜかしっくりくる。

Dufay: Missa Se La Face Ay Pale

Dufay: Missa Se La Face Ay Pale

Guillaume Du Fay: Mille Bonjours!

Guillaume Du Fay: Mille Bonjours!

デュファイではないが、13世紀の女声世俗歌曲。もはや作者不詳の曲も多いが、一度CD聴き出すと最後まで聴いていまう。

ROSE TRES BELE

ROSE TRES BELE

3枚とも 中世声楽アンサンブルDiabolus In Musica(音楽の悪魔)による演奏。別に強面のこわい人たちではないらしい。多声合唱曲を作るうえでは避けて通れないけれど、理論上は不協和音になる音階をDiabolus In Musica(音楽の悪魔)と呼ぶらしい。
それにしてもこのalphaというレーベルはのCDはどれも素晴らしいな。