インフルエンザも癒えた長男坊は今日から登校。妻もウニャ子のインフルエンザ疑惑もシロだった。
昨日(月曜日)のウニャ子は、兄貴が休んで家にいるものだから保育園に行きたがらず、一度は妻が保育園に連れて行くも、結局泣き出してしまってそのまま自主休園。帰りに寄った病院では待合室のお年寄りたちみんなと友達になっていたという。お医者の先生に「ウニャ子ちゃんは元気になったみたいですね」と言われたそうだ。

そして、自分にこんなことが起こるなんて考えもしなかったこと。それは大学時代の同期との同窓会。
日曜の夕方から始まる同窓会に向けて家を出発。家を日月の二日間空けるのでゴミを出したり、温風ヒーターの灯油を満タンにして出かける。灯油を入れようとしたが、電動灯油ポンプの電池が切れている模様。とはいえ電池を買いに行く時間はない。結局、使っていないジョウロを使って手動で灯油タンクを満タンにする。

それにしても同窓会始まるの16時からって・・・。まだ昼間の明るさなんだけど?と思いながら車を走らせるがどうやら間に合いそうもない。遅れる旨の連絡をしたところ、これは連絡係のミスで、夕方6時半からが正解。
まぁ、常識的に考えればそうなのだろうが、「みんな次の日は月曜で仕事だし、早めに始めて早めに終わるのかな」と思って、僕含め全員その情報を鵜呑みにしていた。だいぶ時間的余裕ができたので、ちょうど通りかかった夢タウンの中のドトールでコーヒーでも飲んでいくかと店に入ったが、土日プラス卒業式が終わった時期ということですごい人の数。よけいに疲れたのでとりあえず宿泊先のホテルに向かうことにした。

チェックインしてもまだ二時間ぐらいある。フラフラしているうちになぜかローファーを買ってしまった。革靴買うなんて何年ぶりだろう。なんとなく最近ローファーを履きたい気分が盛り上がっていたのだ。本当はSHIPSの店頭で見かけたローファーが欲しかったのだが、季節柄かサイズ在庫がなかった。UAグリーンレーベルでG.H.Bassのローファーというド定番を入手。

同窓会、集まったのは僕を入れて5人。そして今年度で退官する先生。総勢6名。こじんまりとした会だが、思ったより話もはずんで楽しかった。僕以外はその先生が指導教官だったりで縁があったみたいだが、僕は大学時代ほとんど接したことがなかった。大学院に入って以降、学会で会って話すぐらいだったので、どうなるかと思ったが、なんとかなった。

結局11時半まで最初の店にいて、先生をタクシーで送った後、じゃあそのあたりのバーで飲み直すか、と個人的には思っていたが、何故かもうアルコールはいいよね?みたい流れが僕以外で出来上がっていて、結局24時間営業の喫茶店へ。

1時間ほどコーヒー飲みながらいろいろ話して解散。でも、せっかく一人で夜の街にいるのでどこかカクテルでも飲める店はないかと彷徨ったが、開いている店に出会うことはできなかった。日曜の夜とはこういうものなのだろうか。

長女ウニャ子のインフルエンザ疑惑は結局のところシロだった。長男坊の熱も下がり、2人とも元気満々。だれがインフルエンザだって?
このところ、留守番や自宅待機がずっと続いていて、ほとんど家の外に出ていない。確かに引きこもり系インドア派ではあるのだが、妙なストレスが溜まっているのを感じる。イライラしている。気がつくとネットで新しいヘッドフォンをいろいろ物色していたりする。
今日は組内の組長交代の飲み会。明日は、な、なんと大学時代の同窓会。どれぐらい集まるのかはしらんが、とりあえず都会の空気を吸ってこよう。

今期のアニメで子供たち面白がってみているのは、「ノラガミ」と「GJ部」に「キルラキル」、「ガンダムビルドファイターズ」、そして何より「鬼灯の冷徹」である。OP主題歌の「地獄の沙汰も君次第」をよく歌っている。


地獄の沙汰も君次第(初回限定盤)

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年末年始のインフルエンザB型の猛威も遠い記憶になりかけていたころ、こんどはA型襲来。兄妹ともに38度越え発熱。B型が流行ったあとA型が流行るというのは実に珍しいことらしい。しかし数字のわりには前回のようにグッタリした様子もなく機嫌は良い。
ウニャ子については、今日は数日前から楽しみにしていた遠足だったが、当然キャンセル。しっかり持っていくお菓子まで買い込んでいたのだが・・・。

昨夜は夜中の2時ごろけっこう大きな揺れで目が覚めた。しかもけっこうながく続く揺れ。とっさにwifi接続したipodでニュースを検索。愛媛県と九州のあいだぐらいが震源のようだ。
ツイッターを見るとコンビナートから大きな炎が上がる写真がupされている。コンビナートのタンク大爆発か!ウルトラマンで見たことあるような風景だ!と思っていたら、非常時の対応としてのガス抜き作業だと言う。びっくりした・・・。しかし、その後もしばらくニュースを見て回ったが、このコンビナートの大きな炎の記事が出たのはだいぶ後になってからだった。そう考えるとネットの反応速度というのは、もう新聞やマスコミとは比べ物にならないぐらいすごいな。そのぶん、怖さもあるのだが。

文系にしろ理系にしろ、研究というのは常にトライ・アンド・エラー。正しいと思っていたことが間違いだったということは当然ある。でも、それを修正しながら、正しさに向かって漸近線を描きながら進んでいくのが研究なのだからあまり大騒ぎするべきではないと思っていた。しかし、どうやらそういう問題でもなさそうな、なんともきな臭い気配。下手すると日本の研究史に大きなトラウマを残しそうだ・・・。

先月(2月)は一回もブログを更新していなかったが、別に何もなかったわけではなく、記録的な大雪→封鎖された道路→妻、町に帰って来れない(福岡で2泊)→そのころ家では庭でカマクラ作りという流れがある一方で、とつぜん非常勤の働き口が一つ増えた。体調を崩された先生(大学/大学院時代に僕も妻もお世話になった)の代役。つい最近(といっても昨年12月)学会で会ってお話したばかりだったので知らせを受けたときはほんとうに驚いてしまった。一応、面接のようなものがあり、難しい概念的・抽象的な話になると学生は寝てしまうのでそのあたりは察して云々的なことをそのとき言われたが、ドンマイ!

授業の仕込みということで、懐かしい本を引っ張り出しながらあれこれ画策中。

現代アートの哲学 (哲学教科書シリーズ)

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美学辞典

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美学への招待 (中公新書)

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芸術の哲学 (ちくま学芸文庫)

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動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 (講談社現代新書)

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脳は美をどう感じるか―アートの脳科学 (ちくま新書)

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美術手帖 2013年 06月号

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DVDも注文

ベルリン・フィルと子どもたち スタンダード・エディション [DVD]

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うわぁ〜洗濯物のなかに未使用の紙オムツが〜。はち切れんばかりにパンパンだ〜。でも破れてなくてよかった〜。最近の紙オムツは丈夫になったなぁ〜。

といった感じの今年最初の日記である。(写真は1月8日撮影)
昨年の最後の日記が11月13日。仏壇の話題だったが、その後日記のトップには「遺品整理」や「特殊清掃」の広告がやたらでるようになった。
12月上旬は学会。今回、自分の発表はないのでずいぶんと気楽だったが、その分、今回はつとめて質問した。あきらかに使用しているテキストに不備があるだろうと言いたいのだが、あまり直接的に言うと角が立つので、工夫しながら、いろいろ言葉を変えながら言っているうちに自分でもだんだん何を言いたかったのかわからなくなってくるこの現象に名前をつけたい

11月から年末まで、備忘録的に。

長男坊の誕生日。特注のでんじゃらすじいさんケーキ。

天草。とはいえ季節柄、海水浴というわけでもなく、天草の商店街に知人の個展を見に行ったのだった。
 

町の文化祭。長男坊も習字の教室から出品していた。ほんとに子どもって学習力というか吸収力すごいなぁ。

忘年会をかねて、もはや九州では知らない人はいない「雲仙みかどホテル」に友人一家と一泊。

長女が保育園の先生に話した話では、島原へ向かう船の中でワインパーティーが開かれたらしいが、すべて彼女の妄想だった。100円で売られていたかっぱえびせん小袋を船に寄って来るカモメにやるのがせいぜいのところだった。そのかっぱえびせんすら、ほとんど長女が食べてしまったが。
夜中に一番元気な奴がとつぜん夜中に嘔吐。大事をとって二日目は予定を繰り上げ、両家族とも早めに帰宅。
  

なんだかんだで、ホテルそれ自体が一番インパクトあった。玄関だけでも圧巻だが、館内も至る所に巨木のオブジェが。食べ放題・飲み放題・大衆演劇。一人一本カステラのお土産。でも値段はリーズナブル。一家揃ってどころか、一族郎党でぞろぞろ泊まりにいったほうがより楽しいかも。

年末年始は妻の実家へ。長女の誕生日が12月末なので、彼女の誕生会は毎年じいちゃんばあちゃんに加えて義姉家族も揃って賑やかなものになる。こういうことって、思いのほか大事な記憶になってくのだろう。

今年は妻の実家へ帰る前の日ぐらいから長男坊がダウン。なんとか彼が起き上がれるようになった頃、今度は長女が急に夜中に熱を出してダウン。元旦から休日診療の小児科へ。同じような症状の子供がいっぱいいた。その次の日ぐらいに妻が体調不良を感じて病院へ。インフルエンザ陽性。きっと長男坊から流れはインフルエンザだったのだろう。その後、関西へ帰った義姉夫婦のところの双子の女の子の一人が発病。まったく大変だった。なぜか自分だけはノー・ダメージ。

ついに、かねてからの懸案事項にとりかかった。それは、実家の仏壇の処分。
そろそろ本当に、空き家となっている実家をどうにかしなければならない。家具や電気製品その他はすべて処分することにした。不動産屋によれば、とにかく必要なものだけ持ち出しておけばあとは業者がすべて処分してくれるらしい。
とはいえ、実家の何もかも処分すると決めたので改めて「必要なもの」と言われても困ったのだが、結局持ち出したのはアルバム類だった。あと、探索途中に小学校の頃の絵が出てきたことはご愛嬌。父の中学校のときの卒業アルバムも出てきた。自分と同じ顔をした人間がセピア色の写真のなかからこちらを見つめている。

近所の仏壇屋に電話してみる。ダメもとで「今日引取りに来てもらえないか?」と頼んでみると、「いま男手が自分ひとりしかいないので、手伝ってくれるのであれば」という条件で早速来てもらった。慣れた感じであれよあれよと作業はすすんでいく。
処分といっても、あくまで「仏壇本体とそれに付属する諸々」だけなので、位牌やご本尊の仏像などはもちろん対象外。
思えば物心ついたころから家にあった仏壇で、子どもの頃はやたらとキンピカでデカイなぁと思っていたが、軽トラの荷台に積まれた仏壇は小さく見えた。こういう処分される仏壇が5、6台集まったところでそのつどまとめてお炊き上げするのだという。うちのでいま5台目だそうだ。費用はお炊き上げのお布施代込み四万五千円。値段はサイズで異なる。うちの場合、幅二尺、高さ五尺の仏壇(仏壇業界では今でも尺換算)だったのでこの値段だった。仏壇を処分するなんて生まれて初めてだったので、安いのか高いのかわからないが、仏壇さん、今までありがとうございました。

気づいたら一ヶ月以上更新していなかった。後期の授業が始まってからはその方面のことばかり考えていてネットが疎かになってしまう。

一ヶ月前まで遡って起きたこと、経験したことを書こうにもさっぱり思い出せない。しかし、たしか先々週の3連休は神戸に行ったのだった。いま六甲でがんばっている知り合いのアーティストの陣中見舞いをかねて義姉夫妻宅へ遊びに行ったのだった。子どもたちは従姉妹と遊べるので始終浮かれていたが、久しぶりに新幹線に乗ったのだった。博多駅近くの駐車場に止めようとして道に迷い、駅到着が発車時刻ギリギリになってしまったのも今となっては良い思いでである。やはり都会の道路事情は恐ろしい。

余裕があるかないかと聞かれたら余裕なんてないのはいつものことだが、今回の非常勤は、自分でも今までとは違うなぁと感じている。今までがどういう風だったかというとうまく言えないのだが、授業で使う資料の準備やレジュメ作成は当然としても、オープニングトークでちょっと笑いをとって・・・このポイントで説明加えて、次でギャグ要素混ぜて・・・と、とにかくすべて自分の台本=コントロール通り授業を進めることばかり考えていたする。

もっと悪く言うと、あまり学生さんの顔見ながらやってなかったのではないだろうか。といってもこれは学生の顔色を気にするということではなくて、結局そこに集まっている学生のことを信用してなかったということではないだろうか。そしてそうなると一行読むためにいくつもの専門用語や文脈を説明するはめになり、テンポも悪く、議論の全体が何を言いたいかわからなくなる。そうすると焦ってますます説明を加えることになり・・・の悪循環でおのずと授業しているこちら側にも無理が生じてくる。「おれの言っていることって面白くないかな?」「この話面白いかな?」と、学生がどう思っているかということばかりが気になって、結局よくわかんない授業になっていく・・・。

こんなやり方ではいつかダメになる・・・というピークが看護学校での論理学の授業だった気がする。もちろんあの授業は今の自分にとってできることをできるかぎりやってみた結果なので、何も悔いは残っていないが、正直きつかった。今思うと「いままでのやり方ではこの先うまくやっていけないぞ」的なものが自分の中からジワジワ出てきていたのかもしれない。

そして現在。そんな過程を経たからか、集まった学生との相性がたまたま良かったのか、すくなくとも今のところは、これまでよりもずっと肩の力を抜いてやれている気がする。学生にテキストを分担させ発表させるということをさせようと思った時点で、かなり自分も成長したのではないだろうか。まだ後期授業の三分の一も終わっていないので、これからどう転がるかわからないが、現状はそんな感じか。

授業まで時間があったので、途中タワレコに寄ってCDを買った。

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77/弦楽六重奏曲 第2番 ト長調 Op.36 (Brahms : Violin Concerto String Sextet no.2) [輸入盤・日本語解説書付]

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77/弦楽六重奏曲 第2番 ト長調 Op.36 (Brahms : Violin Concerto String Sextet no.2) [輸入盤・日本語解説書付]

これまた先日買って聴いたダニエル・ハーディングブラームスSym.3・4があまりに素晴らしくて、そのハーディングが指揮するブラームスのヴァイオリン協奏曲、しかもソリストイザベル・ファウスト、オケはマーラー・チェンバー・オーケストラということで期待して聴いたが、なんか、よくわからなかった(笑)。期待が大きすぎたのだろうか。もう少し聴き込んでみよう。

Brahms: Synohonies 3 & 4

Brahms: Synohonies 3 & 4

ハーディングのブラームスSym.3・4はほんとうに素晴らしい。内容はもちろん、ジャケットも良い。ピリオド奏法のせいか情報量の多さが新鮮。重厚になりがちなブラームスがこれほど軽やかで清明な響きで鳴らされるとは・・・。残りの1番・2番の録音が待ち遠しい。

京都方面が台風で大変なことになっていたらしいが、こちらはずっと晴天が続いている。台風が来る/近づいている頃の蒸し暑さが嘘のように消え去り、朝晩の冷えは夏が終わったことを声ひそやかに断言している。夏が終わると、季節が変わった云々以前に、「今年も終わったな・・・。」と思ってしまう。大晦日へのカウントダウンが始まってしまったような感覚。とはいえ、まだまだ保育園の運動会、学会、長男坊の誕生日、クリスマス、そして後期の授業と考えてみればいろいろあるのだけれど。

長男坊といえば、このあいだ久しぶりにダンボール戦機LBXのプラモを買ってもらい、もう僕の手助けなく(何箇所かどうしてもパーツの嚙み合わせに力がいるところだけは手伝ったが)組み立て説明書を読み、組み上げてしまった。初めてガンダムRX-78を組んだときは説明書の数字を読んで同じ数字が振られたパーツを探し、図のとおりにパーツの方向に注意しながら組み立てることも大変だったが、いつのまにかプラモ道を走り出していた。

寒くてあわててホットカーペットを出して(ついこのあいだ仕舞ったばかりな気がするが)外に干したりと冬支度を進めるが、日中は20度越えの真夏日がまだ続いているので、なんとなくカーペットを敷くのが億劫だったりする。